硬筆書写検定とは?

硬筆書写検定とは、ボールペン、万年筆などの硬筆筆記用具を用いて、速く、正確な美しい文字を書く技術を評価する検定試験の事を言います。古くはペン字検定として知られていましたが、1990年度より、硬筆書写検定と検定名が改定されました。硬筆書写検定は、1級、準1級、2級、3級、4級、5級と6レベルに設定されています。5級では、硬筆書写の初歩的な技術や知識を、4級では硬筆書写の基礎的な技術や知識を、3級では硬筆書写の一般的な技術や知識を、2級では硬筆書写の専門的な技術や知識を、準1級では硬筆書写のより専門的な技術や知識を、1級では硬筆書写の高度な技術や知識をもっているかどうかが問われます。ビジネスにおいても、プライベートにおいても、美しい文字を書ける能力はとても重宝されるものです。直接的に、有資格である事が就職につながる事は少ないものの、美しい日本語が書けるアピールは絶大です。



硬筆書写検定の受験資格

制限は特になし

硬筆書写検定の試験内容 試験科目

※全レベル、実技と理論の2種類の内容が問われる

■1級……(実技)速書き、楷書、草書、行書、縦書き、横書き、自由作品、掲示文 (理論)旧字体と書写体での清書、草書、古典、漢字添削、誤字訂正

■準1級……(実技)速書き、楷書、行書、草書、縦書き、横書き、自由作品、掲示文 (理論)旧字体と書写体での清書、草書、古典、書道用語、書道史、誤字訂正

■2級……(実技)速書き、楷書、行書、縦書き、横書き、手紙文、掲示文 (理論)筆順、旧字体と書写体を常用漢字へ、熟語、文学史、漢字部位、誤字訂正

■3級……(実技)速書き、楷書、行書、縦書き、横書き、手紙宛名、掲示文 (理論)漢字部位、筆順、草書読み、誤字訂正

■4級……(実技)速書き、仮名交じり漢字、縦書き、横書き、掲示文 (理論)筆順、漢字書き取り

■5級……(実技)仮名交じり漢字、縦書き、横書き、掲示文 (理論)筆順

申込み期間

12月上旬~翌年1月中旬、9月上旬~10月中旬、4月上旬~5月下旬

試験日

1月、6月、11月 ※年3回

受験地

全国70都市

受験料

■1級:5,000円
■準1級:4,000円
■2級:3,000円
■3級:2,000円
■4級:1,300円
■5級:1,000円

合格発表日

実地先に問い合わせの事

合格率

■1級……5%
■準1級……27%
■2級……35%
■3級……65%
■4級……85%
■5級……95%

問い合わせ先

(財)日本書写技能検定協会
東京都豊島区南大塚3-41-3
TEL:03-3988-3581 FAX:03-3988-3528
HP:http://www.nihon-shosha.or.jp/

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