中学校教諭普通免許状とは?

中学校教諭普通免許状とは、中学校で教師として働くために必要な資格(免許状)のことです。中学校教諭普通免許状中学校教諭普通免許状は専修免許状、1種免許状、2種免許状と3種類があります。それぞれの免許状取得条件は学歴によって異なってきます。小学校の教員とは異なり、中学校で教える場合には、専門科目ごとの担当となるため、各教科ごとの免許状が交付されることになります。大学院、大学、短期大学などで所定の単位、科目を履修すれば中学校教諭普通免許状は取得できますが、実際に中学校で教員として勤務するためには、各都道府県やそれぞれの学校によって実施される教員採用試験に合格をすることが必要です。



中学校教諭普通免許状の受験資格

■2種免許状
短期大学等で所定の単位10教科以上、教職21単位以上、教科または教職4単位以上の専門科目を修得し卒業した者 他

■1種免許状
4年制大学等で所定の教科20単位以上、教職31単位以上、教科または教職8単位以上の専門科目を修得して学士の学位を取得した者 他

■専修免許状
4年制大学等で1種を取得するか、所要資格を得て、大学院で修士の学位を取得し、教科または教職科目32単位以上の専門科目を修得した者 他

中学校教諭普通免許状の試験内容 試験科目

※中学校の教員として勤務するためには、中学校教諭普通免許状を取得した後、各都道府県や市の教育委員会実施の教職採用試験を受験し、合格することが必須。合格者は採用候補者名簿に登録される。下記は東京都公立教員採用試験の内容の一例。

■一次試験(筆記)
①一般教職教養問題
②専門教養問題
③論文作成…教育に関する内容について2題出題。うち1つを選択して論文作成。

■二次試験…一次試験合格者のみ受験可
①面接…個人面接、集団活動
②実技…音楽、美術、保健体育、英語の教科受験者のみ実施

申込み期間

5月中の4日間 ※詳細は各都道府県に問い合わせのこと

試験日

■一次試験:7月
■二次試験:面接…8月、実技…9月 
※詳細は各都道府県に問い合わせのこと

受験地

全国各地

受験料

無料

合格発表日

各都道府県教育委員会免許事務主管課に問い合わせのこと

合格率

■55%前後

問い合わせ先

・各都道府県教育委員会免許事務主管課

・文部科学省初等中等教育局教育課
TEL:03-5253-4111
HP:http://www.mext.go.jp/

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