小学校教諭普通免許状とは?
小学校教諭普通免許状とは、公立私立の小学校で、6歳~12歳の児童を対象に学習や生活の指導を行うために必要な国家資格のことを言います。小学校教諭普通免許状には1種、2種、専修と3種類の免許状があります。1種免許状を取得するためには、大学の教育学部などで所定の単位を修得することが、2種免許状を取得するためには、短大などで必要な単位を取得するか、文部科学省が実施する教育資格認定試験に合格をすることが必要です。実際に小学校の教員として勤務するためには、小学校教諭普通免許状を取得した上で、各都道府県により実施される教員採用試験に合格をする必要があります。国語や算数、社会などの教科を一人の教員が教えることが一般的ですが、音楽や体育に関しては専門教員を配置する学校も最近は増えてきているようです。
小学校教諭普通免許状の受験資格
■2種免許状
短大等で所定の教科4単位以上、教職31単位以上、教科または教職2単位以上の専門課程を修得した者
■1種免許状
4年制大学等で所定の教科8単位以上、教職41単位以上、教科または教職10単位以上の専門科目を修得し、学士の学位の取得者
■専修免許状
4年制大学等で1種免許状を取得するか、所要■を得て大学院で修士の学位を取得し、教科または教職科目34単位以上の専門科目を修得した者
※小学校で職員として勤務するためには、小学校教諭普通免許状を取得した後、各都道府県実施の教職員採用試験を受験し、合格することが必須※
■都内公立学校教員採用試験の実施内容
〇一次試験…筆記
①一般教養科目
②専門教養科目
③論文
〇二次試験…一次試験合格者のみ受験可能
①面接…個人面接、集団活動
②実技…水泳、ピアノ(伴奏、歌唱)
5月の指定期日まで ※詳細は実施団体に問い合わせのこと
試験日〇一次試験:7月
〇二次試験:8月(面接)、9月(実技)
全国各地※主に県庁所在地にて実施される。詳細は実施団体に問い合わせのこと
受験料無料
合格発表日※詳細は実施団体に問い合わせのこと
合格率■55%前後
問い合わせ先・文部科学省ホームページ
http://www.mext.go.jp/
・各都道府県教育庁
・教育委員会
・文部科学省初等中等教育局
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