HSK(漢語水平考試)とは?

HSK(漢語水平考試)とは、中国語を母国語としない中国語学習者を対象にした公認の通五区後能力認定標準化国家試験のことを言います。中国語学習者の語学力を公的に評価し、中国留学、また中国語を生かした就職や転職、国際的な舞台へのパスポートともなるべく資格試験と言えるでしょう。HSKとは漢語水平考試の中国語読みであるHanyu Shuiping Kaoshiの頭文字の略称を指します。HSK(漢語水平考試)は、低位級より、基礎、初等、中等、高等と大きく4つに分かれており、もっとも基礎である基礎C級からもっとも高等の高等A級までを、1級から11級とした11レベルで構成されています。最上位である11級を取得すると、中国語翻訳能力があるとみなされます。規定の等級に達すれば、中国語国家漢語水平考市試委員会よりHSK(漢語水平考試)証書が授与されます。



HSK(漢語水平考試)の受験資格

制限は特になし

HSK(漢語水平考試)の試験内容 試験科目

■基礎(スコアによって1級、2級、3級の各等級に認定される)
◇ヒアリング試験◇
受験生が普通話で行われる対話、疑問文、事物の描写を聞取れるか、また出会い、紹介、お祝い、別れなど簡単な日常会話の理解度を測定

◇文法試験◇
第一部:語義の組合せと文法規則
第二部:機能語(主語、述語、目的語、定語、状語、副詞、介詞、助詞など)及び"把"や"被"を使う特殊文の理解状況

◇読解試験◇
第一部:穴埋め
第二部:文章の意味理解と文章全体の読解力

■初中等(スコアによって、低位級より3級から8級に認定される)
◇ヒアリング試験◇
普通話で行われる日常会話、短文、一般的なテーマのスピーチなどの基本的な意味の理解

◇文法試験◇
①よく使われている量詞、副詞、介詞、連詞、助詞などの使い方
②動詞、形容詞及び名詞の重ね型
③主な補語、定語、状語の使い方
④語順、比較表現、疑問の表現、熟語と連語、複文など

◇読解問題◇
語彙の意味をどの程度理解しているか

◇総合穴埋問題◇
受験者の中国語の語句運用の総合的能力を測定。言葉の総合的な運用能力と漢字の書写速度を測定

■高等(スコアにより9級~11級に認定)
◇総合問題テスト◇
ヒアリング、閲読理解、総合表現

◇作文試験◇

◇口頭試験◇
①文章朗読
②口頭試問

申込み期間

■春季:1月中旬~2月下旬
■夏季:4月初旬~5月下旬
■秋季:7月初旬~10月上旬

試験日

■春季:3月
■夏季:6月
■秋季:11月

受験地

■春季:東京、大阪
■夏季:東京、名古屋、大阪、京都、札幌、岡山、福岡
■秋季:東京、名古屋、大阪、京都、金沢、札幌、岡山、広島、大分、福岡、沖縄

受験料

■基礎:4,000円
■初中等:8,000円
■高等:10,000円

合格発表日

詳細は実施団体に問い合わせのこと

合格率

詳細は実施団体に問い合わせのこと

問い合わせ先

HSK日本事務局
〒560-0021
大阪府豊中市本町5-1-1 教育センタービル
TEL:06-6857-3397 FAX:06-6843-1119
E-mail:hsk@jyda-ie.or.jp

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