IMF(国際通貨基金)専門職員とは?

IMF(国際通貨基金)専門職員とは、国際通貨体制の安定化を図る国際金融機関であるIMFにて、国際的視点から経済や金融、財形調査や分析を行う職員のことを言います。加盟国に必要な資金の貸付を行ったり、金融政策の適切なアドバイスを行い、国際収支の均衡化や途上国への累積債務の解消などを行います。IMF(国際通貨基金)専門職員となるためには、まず高度な英語力が要求されます。英語が公用語となるため、専門分野に関する議論やレポート作成などが行える十分な語学力を有していることが必須です。採用制度は大きく2つに分けられており、大学院修了者を対象としたエコノミストプログラムと、社会経験を積んだ人、各分野の専門家を対象としたミッドキャリア・エコノミストプログラムがあります。



IMF(国際通貨基金)専門職員の受験資格

※下記の二つの制度がある。基本的には、英語にて専門的な議論ができ、分析レポートが書ける高度な語学力を備えていることが基本的条件となる。合格者は2~3年の期限で採用され、その後、一般職員として採用される。

◇エコノミスト・プログラム◇…大学院修了のエコノミスト対象の採用プログラム
①年齢33歳未満の者
②大学院でマクロ経済学ないし関連分野専攻博士課程修了者
③マクロ経済学・経済学関連分野の修士号取得後、若干の就業経験のある者

◇ミッドキャリア・エコノミスト◇…中堅の経験豊富なエコノミスト対象のプログラム。研究機関、官公庁、中央銀行、その他金融・財政・貿易を取り扱う機関においてマクロ経済に関連した就業経験が5~10年ある者。
※また、公認会計士、国際金融制度に精通した弁護士、コンピュータシステム技師などの専門家も対象となる。

IMF(国際通貨基金)専門職員の試験内容 試験科目

国際通貨基金アジア太平洋地域事務所ホームページを通じて、採用申請書をワシントン本部宛に提出すること。書類・論文選考後面接(面接は数回行われる)

申込み期間

随時 ※詳細は実施団体に問い合わせのこと

試験日

随時 ※詳細は実施団体に問い合わせのこと

受験地

ワシントン、東京、他
※東京での面接は通常年1回、採用担当者の訪問時に行われる

受験料

詳細は実施団体に問い合わせのこと

合格発表日

詳細は実施団体に問い合わせのこと

合格率

詳細は実施団体に問い合わせのこと

問い合わせ先

国際通貨基金アジア太平洋地域事務所
http://www.imf.org/external/index.htm

その他の語学・国際関連の資格

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