CAD利用技術者試験とは?

CAD利用技術者試験とは、(社)パーソナルコンピュータソフトウェア協会による、CAD操作の技能や知識を評価するための認定試験です。民間資格ではありますが、通産省の後援を受けており、CAD技能の認定試験の中でも認知度の高い認定試験です。現在までおよそ40万人以上という受験者数を誇っています。CAD利用技術者試験は、基礎試験、1級、2級、の3レベルが設定されています(3次元CAD利用技術者試験も有り:3レベル)。1級はさらに、建築、機械、トレースの3部門に分かれて試験が実施されます。レベルによって、筆記試験、実技試験が問われ、それぞれのレベルに応じた能力を判定されるのです。今後、ますますニーズの高まるCADの分野で活躍するためには2級以上の資格取得を目指しましょう。



CAD利用技術者試験の受験資格

■1級(建築、機械、トレース)……2級取得者、および過去の1級合格者
■2級~基礎……制限は特になし

CAD利用技術者試験の試験内容 試験科目

■1級■
【建築】……「実技」“PC”造平面図、断面図、立面図、矩計図  “木造”平面図、断面図、立面図  「筆記」建築業務の基本知識、建築製図、建築の構造、材料、部材、モジュール等

【機械】……「実技」“機構部品の作図”リンク機構、カム機構  “投影図からの作図”弟三角法  “適切な数値からの作図”機械要素部品  「筆記」機械製図の基本、材料、公差とはめあい、幾何公差、表面性状、加工方法、機械要素等

【トレース】……「実技」“編集・レイヤ設定能力”図形の編集、コマンド操作、レイヤ設定  “トレース能力”図面のトレース  “投影能力”投影関係と形状理解  「筆記」図面の名称、線の種類と用途、寸法補助記号、図記号等

■2級■
「筆記のみ」CADシステムの概要と機能、基本機能、作図データ、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークの知識、情報セキュリティと知的財産、システムの運用と管理、3次元CADの基礎知識、製図一般、製図の原理と表現法、図形の表現方法等

■基礎試験■
「筆記のみ」CADシステムの基礎知識、概念、機能、製図一般、製図の原理と表現方法、通信ネットワーク、LAN、インターネット、セキュリティと知的財産、製図基礎、図形基礎等

申込み期間

■1級、2級……3月中旬~5月初旬、8月中旬~10月初旬

■基礎試験……随時

試験日

■1級、2級……6月、11月 ■基礎試験……随時

受験地

■1級、2級……実施団体指定の全国各地の試験場 ■基礎試験……インターネット接続環境の整った任意の場所

受験料

■1級:15,000円
■2級:5,500円
■基礎試験:4,000円

合格発表日

■1級:8月中旬、1月下旬 ■2級:7月中旬、12月中旬 基礎■試験終了後に合否判定をダウンロード

合格率

■1級……14%前後
■2級……55%前後

問い合わせ先

社団法人 日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会
TEL:03-5950-1546
HP:http://www.jpsa.or.jp

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