画像処理エンジニア検定とは?

画像処理エンジニア検定とは、CG-ARTS協会による、一定の条件のもと、ソフトウェアやハードウェア、システム開発が出来る能力を評価するための検定試験のことです。画像処理エンジニア検定は、画像処理の基礎的な知識を持ち、プログラミングなどに利用出来る能力を求められる3級、画像処理の技術に関する専門的な理解があり、ソフトウェア、ハードウェア、システム開発に応用出来る能力が求められる2級、画像処理の技術に関する専門的な知識を有し、ソフトウェア、ハードウェア、システム開発や研究の現場で問題解決を行う能力が求められる1級と、3レベルで構成されています。画像処理エンジニア検定は、映像通信、コンピュータ周辺機器、印刷などを初めとした幅広い分野において、画像入力技術者、画像計測技術者、映像表示技術者、映像合成技術者などの専門職として活躍することを目指す人に関して、その実務的なスキルを証明するための資格試験と言えるでしょう。



画像処理エンジニア検定の受験資格

■1級一次試験受験者…2級取得者
■1級二次試験受験者…1級一次試験合格者

画像処理エンジニア検定の試験内容 試験科目

■1級一次…記述式試験、論述式試験■
【記述試験】2級に準拠

【論述式試験】専門知識の応用と画像処理技術の研究や開発における問題解決

■1級二次…論文作成■
①画像処理に関連する業務や研究で取り組んだ事例について
②画像処理に関連する指定のテーマについて


■2級■
画像入出力と画像生成モデル、画素ごとの濃淡変換、フィルタリング処理と復元、幾何学的変換、領域・パターン・図形の検出・認識、動画像処理、空間情報処理、画像符号化、画像処理応用、システム、規格、知的財産権 他

■3級■
ディジタルカメラモデル、画像の濃淡変換とフィルタリング処理、画像からの情報の抽出、入出力と伝送・書類のための処理、システムと規格、関連知識 他

申込み期間

4月初旬から5月下旬、9月初旬から10月中旬

試験日

7月(2級・3級のみ)、11月

受験地

全国各地の認定試験会場

受験料

■1級一次:7,500円 二次:7,500円
■2級:5,500円
■3級:4,500円

合格発表日

試験日より約2ヵ月後に通知

合格率

■1級:データ非公開
■2級:42%前後
■3級:61%前後

問い合わせ先

CG-ARTS協会 検定実施センター
TEL:03-3535-3501
HP:http://www.cgarts.or.jp/kentei/about/img_engineer/index.html

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