情報セキュリティ検定試験とは?

情報セキュリティ検定試験とは、(財)全日本情報学習振興協会による、情報セキュリティの管理をする上での総合的な知識を評価するための検定試験のことです。情報化社会である現在、個人情報を含むデータ、機密の取扱に関して、データ流出・漏洩・紛失の問題は増大する一方です。また、大切なデータやコンピュータを直撃するコンピュータウィルスやスパイウェアなどのセキュリティの問題も重大です。あらゆる企業において、安心してコンピュータを活用出来るためのセキュリティ管理能力のスペシャリストのニーズは急増しているのです。個人情報保護法など、情報に関しての正しい知識を有し、それらを管理・運用出来る能力、また安全にコンピュータを管理する実務能力などが、この情報セキュリティ検定試験で問われます。情報セキュリティ検定試験は、1級、2級、3級の3レベルで構成されています。



情報セキュリティ検定試験の受験資格

制限は特になし

情報セキュリティ検定試験の試験内容 試験科目

■1級■
Ⅰ:情報セキュリティ総論
近年の情報セキュリティ事件・事故の例と企業責任、情報セキュリティの三分野における専門知識、情報に関する企業と個人の権利を守るには、情報の保護に関する法規制

Ⅱ:情報資産に対する脅威
コンピュータ利用上の脅威、インターネットの利用に関する脅威、電子媒体の利用に関する脅威、紙媒体の利用に関する脅威、社員・社内にいる部外者・協力会社などによる脅威、建物・部屋への侵入の脅威 、外部からの攻撃の脅威、天災に関する脅威、大規模障害に関する脅威

Ⅲ:脅威への対策
リスク分析と安全対策の概要、コンピュータ不正利用等の対策、インターネット不正利用対策電子媒不正利用対策、紙媒体不正利用対策、設備機器の管理、不特定者の侵入対策、ネットワーク攻撃対策、天災と大規模障害対策、プライバシーマーク認定制度について、ISMS適合性評価制度について

Ⅳ:コンピュータの知識
ソフトウエアに関する応用知識、ハードウエアに関する応用知識、OSに関する応用知識、ネットワークに関する応用知識

■2級■
Ⅰ:情報セキュリティ総論
情報セキュリティ事件・事故が与える社会への影響、情報セキュリティの三分野、情報に関する個人の権利と企業責任の概要、情報の保護に関する法律の概要

Ⅱ:情報資産に対する脅威
コンピュータ利用上の脅威を知る 、インターネットの利用に関する脅威を知る、電子媒体の利用に関する脅威を知る、紙媒体の利用に関する脅威を知る、社内の部外者などによる脅威を知る、建物・部屋への侵入の脅威を知る、外部からの攻撃の脅威を知る、天災や大規模障害に関する脅威を知る

Ⅲ:脅威への対策
リスク分析と安全対策の基礎、コンピュータ不正利用等の対策の基礎、インターネット不正利用の対策の基礎、電子媒体不正利用の対策の基礎、紙媒体不正利用の対策の基礎、設備機器管理の基礎、不特定者の侵入対策の基礎、ネットワーク攻撃対策の基礎、天災と大規模障害対策の基礎、公的機関による認定制度の概要

Ⅳ:コンピュータの一般知識
ソフト・ハードウエアの知識、OS・ネットワークの知識

※3級に関しては実施団体HP参照のこと

申込み期間

2月上旬から3月中旬、5月上旬から6月中旬、8月上旬から9月中旬、11月中旬から12月下旬

試験日

4月、7月、10月、1月

受験地

全国各地の認定試験会場

受験料

■1級:15,750円
■2級:10,500円
■3級:8,400円

合格発表日

試験日より約1ヶ月後

合格率

■1級:38%前後
■2級:45%前後
■3級:60%前後

問い合わせ先

(財)全日本情報学習振興協会
東京都千代田区三崎町3-7-12セイワビル5F
TEL:03-5276-0030 FAX:03-5276-0551
HP:http://www.joho-gakushu.or.jp/info/security.html

その他のコンピュータ関連の資格

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