ソフトウェア開発技術者とは?

ソフトウェア開発技術者とは、経済産業省の指定試験機関である(独)情報処理推進機構による、ソフトウェア開発の能力を評価するための国家資格のことです。外部仕様への準拠や、効率的なアルゴリズムの活用、ソフトウェア開発にともなう確実なテスト作業など、システム仕様策定から、開発やテストにいたるまでの幅広い専門知識や実務的な技能が問われます。具体的には、ネットワーク、データベース、システム構成などのIT技術に関する全般的な専門知識を持っていることがベースになり、その上で、プログラミングに必要な高度な知識、プログラム言語の熟知、基本情報技術者の指導力などが必要となります。難易度は高いものの、国家資格であるだけに、取得しておくと転職や就職の際に有利なようです。スクールや参考書などを使って、試験対策をしておくと良いでしょう。企業によっては、このソフトウェア開発技術者の国家資格取得により、昇給などのメリットがあるところもあるようです。



ソフトウェア開発技術者の受験資格

制限は特になし

ソフトウェア開発技術者の試験内容 試験科目

【午前】
・コンピューター科学基礎 ・コンピューターシステム ・システムの開発と運用・ネットワーク技術  ・データベース技術 ・セキュリティと標準化 他

【午後Ⅰ・Ⅱ】
ソフトウェア工学・アルゴリズム・システム構成技術・システム開発・通信ネットワーク・データ構造およびデータベース・情報セキュリティ・システム評価 他 これらに関すること。

申込み期間

1月中旬から約1ヶ月間、7月中旬から約1ヶ月間

試験日

4月第3日曜日、10月第3日曜日

受験地

全国各地の認定試験会場

受験料

5,100円

合格発表日

試験日より約2ヵ月後

合格率

10%前後

問い合わせ先

(独)情報処理推進機構
〒113-8663 
東京都 文京区 本駒込2-28-8 文京グリーンコートセンターオフィス15階
TEL:03-5978-7600
HP:http://www.jitec.jp/ http://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/h13/an.html

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