事業用操縦士とは?

事業用操縦士とは、遊覧や報道、農薬散布といった報酬目的で飛行機や飛行船、ヘリコプターなどを相乗するために必要な国家資格のことです。国土交通省管轄により実施される航空従事者国家資格のうちのひとつです。試験科目は飛行機、回転翼航空機、飛行船、滑空機に分かれており、陸上単発ピストン、陸上単発タービン、陸上多発ピストン、陸上多発タービン、水上単発ピストン、水上単発タービン、水上多発ピストン、水上多発タービン、滑空機は中級滑空機、上級滑空機、曳航装置付き動力滑空機、曳航装置なし動力滑空機という種別で構成されています。事業用操縦士の国家試験を受験するためには、一定期間以上の飛行経験などが必要です。



事業用操縦士の受験資格

◇18才以上
◇総飛行時間200時間以上
◇100時間以上の機長としての飛行
◇出発地点から540km以上の飛行で、中間において2回以上の生地着陸をするものを含む20時間以上の機長としての野外飛行
◇機長としての5回以上の離陸及び着陸を含む5時間以上の夜間の飛行
◇10時間以上の計器飛行

事業用操縦士の試験内容 試験科目

■動力・上級滑空機
◇学科試験
①航空工学
②滑空機飛行に関する気象
③空中航法
④航空通信概要(動力滑空機のみ)、国内航空法規

◇実地試験
①運航に必要な知識
②飛行前作業
③飛行場および場周経路における運行、航空交通管制機関等との連絡(動力滑空機のみ) ほか

■飛行船
◇学科試験
①航空工学
②航空気象
③空中航法
④航空通信(概要)、
⑤航空法規(国内航空法規、国際航空法規の概要)

◇実地試験
①運航に必要な知識
②飛行前作業
③基本的な計器による飛行 ほか

申込み期間

詳細は官報に公示される

試験日

1月、3月、5月、7月、9月、11月 ※詳細は官報に公示される

受験地

千歳、岩沼、東京、名古屋、大阪、福岡、宮崎、沖縄

受験料

■学科試験:5,500円
■実地試験…動力滑空機:49,900円、上級滑空機:26,500円

合格発表日

詳細は実施団体に問い合わせのこと

合格率

■53%前後

問い合わせ先

国土交通省航空局技術部乗員課検定係
〒100-8918
東京都千代田区霞が関2-1-3
TEL:03(5253)8111
HP:http://www.mlit.go.jp/

東京航空局
〒102-0074 
東京都千代田区九段南1-1-15
TEL:03-5275-9292(内線7516)

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