航空運航整備士とは?
航空運航整備士とは、国土交通省管轄によって実施される航空従事者国家資格のうちの一つです。航空運航整備士資格は、一等(飛行機、ヘリコプター、飛行船)、二等(飛行機、ヘリコプター、滑空機、飛行船)という二種類の種別で構成されています。具体的には、管轄の航空機の運航に関わる、保守点検および修理などを含む整備を行います。安全な飛行に導く整備を行うためには、専門的な知識と、実務経験は必要不可欠と言えます。この航空運航整備士国家試験を受験するためには、航空専門学校などで養成課程を修了していること、技能証明を受ける航空機の所定の整備実務経験者であることが基本となっています。(航空整備経験認定施設で必要過程を修了している場合は、実務経験なしであっても実地試験を受験することができる。また、国土交通省の「指定校空従事者養成施設で必要過程を修了したものは、実地試験が免除されます。)
航空運航整備士の受験資格
18歳以上で、航空運送事業に用いられる航空機の6か月以上の整備経験を含む2年以上の整備経験(養成施設修了者は減免)を有する者
航空運航整備士の試験内容 試験科目※一等、二等いずれも学科試験と実地試験で構成されている。基本的な試験内容は以下の通り※
■学科試験
①機体および電子装備品等
②発動機
③航空法規等
■実地試験
①機体および発動機、プロペラその他の装備品の取扱と検査方法
②機体および装備品の取扱と整備、改造、検査方法
③滑空機用発電機およびプロペラの取扱、整備、改造および検査の方法
④滑空機の搭載重量の配分および重心位置の計算
詳細は官報に公示
試験日8月、11月、3月 ※年3回
受験地千歳、岩沼、東京、名古屋、大阪、福岡、宮崎、那覇
受験料■一等
学科:5,600円、実地:37,200円、登録免許税:6,000円
■二等
学科:5,600円、実地:34,600円、登録免許税:3,000円
詳細は実施団体に問い合わせのこと
合格率■50%前後
問い合わせ先国土交通省航空局技術部乗員課検定係
〒100-8918
東京都千代田区霞が関2-1-3
TEL 03(5253)8111
HP:http://www.mlit.go.jp/
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