初生雛鑑別師とは?
初生雛鑑別師とは、ひよこの雌雄を鑑別する専門家のことを言います。雛は食用となる雄、卵を産む雌によって飼育方法が異なあります。雛の雌雄の鑑別は非常に難しく、特別な技術が必要となるため、初生雛鑑別師になるには、日本で唯一の初生雛鑑別師養成所の初等科もしくは特別研修科の所定の課程を学ぶことになります。しかし、初生雛鑑別師養成所を修了してすぐに初生雛鑑別師の資格が取得できるわけではありません。初生雛鑑別師養成所の課程を修了したものは、約1~2年、ふ化場で実際に鑑別の研修を重ねた後、高等考査を受験し、これに合格してはじめて初生雛鑑別師の資格を取得することができるのです。通常2年ほどかかりますが、技術と知識の修得の期間には個人差があり、1年足らずで初生雛鑑別師の資格を取得する人もいるようです。
初生雛鑑別師の受験資格
※下記は初生雛鑑別師養成所入所資格※
①満25歳以下で、高等学校卒業者またはこれと同等以上の資格がある人
②身体強健で、視力1.0以上(矯正可)の人
※初生雛鑑別師養成所入所試験内容
①学科考査…一般教養、適正試験、作文
②面接試験
③書類審査
※初生雛鑑別師養成所講習科目
■初等科(4月1日入所、約5ヶ月間)
ひなの雌雄鑑別についての理論と技術、養鶏全般についての専門知識の修得
■特別研修科…別に定める日に入所、約2ヶ月間
初等科修了者以外の人を対象とした特別講習
1月末日まで
試験日毎年3月初旬
受験地東京
受験料詳細は実施団体に問い合わせのこと
合格発表日詳細は実施団体に問い合わせのこと
合格率詳細は実施団体に問い合わせのこと
問い合わせ先社団法人畜産技術協会
〒 113-0034
東京都文京区湯島3-20-9緬羊会館内
TEL:03(3836)2301 FAX:03(3836)2302
HP:http://jlta.lin.go.jp/index.html
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