歯科技工士とは?

歯科技工士とは、歯科医師の指示に従って義歯や差し歯、金冠や矯正装置の製作、またこれらの修理などを行う専門家のことです。歯科技工士になるためには、文部科学大臣や厚生労働大臣指定の歯科技工士養成の学校や養成所で必要過程を修了し、歯科技工士国家試験に合格する必要があります。歯は私達の生活と健康維持において大切な役割を担っています。口の中に少しでも違和感があると、非常に不快ですし、それによって健康状態や精神状態にも影響が出ることが分かっています。天然の歯と同じように違和感のない義歯や差し歯をつくるためには、専門的な知識や技術を十分に身に付けていることが必須なのです。歯科技工士の扱う素材や技術などは年々進化し続けています。そのため、資格取得後も勉強をし続けていくことが必要であると言えるでしょう。



歯科技工士の受験資格

①文部科学大臣、厚生労働大臣の指定した歯科技工士学校・養成所を卒業又は、卒業予定の者。

②外国の歯科技工学校卒業又は、免許を得た者で①と同等以上と認定された者。

③歯科医師国家試験又は歯科医師国家試験予備試験を受験することができる者。

歯科技工士の試験内容 試験科目

■筆記試験
解剖学(歯の解剖学・口腔解剖学)
有床義歯技工学(全部床義歯学・部分床義歯学)
歯冠修復技工学(クラウンブリッジ補綴学・保存修復学)
矯正歯科技工学
小児歯科技工学
顎口腔機能学(咬合・咬合器)
歯科理工学
法規(歯科技工士法ほか)

■実技試験
①全部床義歯の人工歯排列と歯肉形成(必修)
②カービング(歯型彫刻)(必修)
③任意問題(内容は都道府県・受験年度によって異なる)
歯冠修復物(クラウン・ブリッジなど)のワックス形成
部分床義歯の維持装置・連結装置製作

※都道府県によって試験問題は異なる

申込み期間

※各都道府県によって異なる

試験日

2月下旬から3月上旬のうちの2日間 ※各都道府県によって異なる

受験地

各都道府県が指定する試験会場

受験料

■36,000円

合格発表日

3月中旬

合格率

■98%前後

問い合わせ先

各都道府県の衛生主管部局

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