建築設備士とは?

建築設備士とは、建築設備(空調、換気、給排水衛生、電気等)に係わる設計・工事管理を建築士が行う際、建築士から求められた場合にアドバイスを行える資格のことです。近年、建築設備は高度化、複雑化しています。建築士は、建築法に基づいて、建築設備士にアドバイスを求めたときには、設計図書、工事管理報告書において、その旨を記載することが義務付けられています。この建築設備士の資格を取得するためには、財団法人建築技術教育普及センターが実施する資格試験を受験し、これに合格する必要があります。建築設備士資格取得後、4年間の実務経験を重ねると、国家資格である一級建築士試験の受験資格を得ることができます。



建築設備士の受験資格

①学歴を有する者[大学、高等学校、専修学校等の正規の建築、機械又は電気に関する課程を修めて卒業した者]
②一級建築士の資格取得者
③建築設備に関する実務の経験を有する者

※①~③、いずれも建築設備に関する実務経験年数が必須。最終学歴、専攻科目などによって実務経験年数は細かく設定されている。詳細は実施団体に問い合わせのこと。

建築設備士の試験内容 試験科目

■第一次試験(学科)
◇建築一般知識、建築法規、建築設備

■第二次試験(設計製図)
◇建築設備基本計画、建築設備設計製図(空調・換気設備、給排水衛生設備、電気設備より1部門選択)

申込み期間

3月上旬~末日まで

試験日

■第一次試験(学科):6月下旬
■第二次試験(設計製図):8月下旬

受験地

札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪府、広島市及び福岡市

受験料

■34,650円

合格発表日

■第一次試験:7月下旬
■第二次試験:10月下旬

合格率

詳細は実施団体に問い合わせのこと

問い合わせ先

財団法人 建築技術教育普及センター本部
〒104-0031
東京都中央区京橋2-14-1
TEL:03(5524)3105
HP:http://www.jaeic.or.jp/index.htm

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