中小企業組合士とは?
中小企業組合士とは、中小企業の組合運営の遂行や指導を行う専門家のことです。中小企業組合士になるためには、全国中小企業団体中央会主催の中小企業組合士検定試験を受験して、合格することがまず必要になります。試験は三科目から構成されており、年に一度実施されています。ただし試験に合格しただけでは組合士として認定されません。中小企業組合士になるためには、検定試験合格の上で、3年以上の実務経験を積み重ねる必要があるからです。この条件を満たし、全国中小企業団体中央会から認定されれば、中小企業組合士として活躍することが出来ます。(新規認定料13,000円、5年毎の更新料3,000円が必要)広く社会の信頼を高めて、社会的な責任を果たすことができる人材、確かな経営運営の専門知識と経験を備えているかどうか、その幅広い能力を有しているかどうかが問われます。
中小企業組合士の受験資格
制限は特にないが、中小企業組合の業務に従事しているか、将来従事しようとする者であること。
中小企業組合士の試験内容 試験科目■組合制度
①中小企業組織論
②中小企業基本法
③中小企業等協同組合法
④中小企業団体の組織に関する法律
⑤商店街振興組合法
■組合運営
①組合運営通論
②共同事業運営論
③中小企業関係諸施策
④労務管理・労働法通論
■組合会計
①簿記
②会計
③税務
9月上旬~10月中旬
試験日12月第一日曜日
受験地北海道、青森、秋田、仙台、さいたま、東京、長野、静岡、名古屋、大阪、岡山、広島、松江、山口、高松、福岡、長崎、大分、鹿児島、那覇
受験料■5,000円
合格発表日3月上旬に受験者に直接郵送、および願書提出の中央会、全国中小企業団体中央会に掲示
合格率■40%前後
問い合わせ先全国中小企業団体中央会
〒104-0033
東京都中央区新川1-26-19全中・全味ビル
総務部TEL:03-3523-4901(代表) FAX:03-3523-4909
HP:http://www.chuokai.or.jp/test/test.htm
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