アルミニウム溶接技術検定とは?

アルミニウム溶接技術検定とは、建設業界において特に需要のあるアルミニウム合金の溶接を行う専門家としての専門知識と専門技術を評価するための技術検定試験のことです。アルミニウム溶接技術検定は、専門級と基本級の2レベルで構成されています。社団法人軽金属溶接協会実施によって定期的に実施されており、溶接業界で働く人は取得しておきたい資格です。このアルミニウム溶接技術検定試験を受験するには、基本的に実務経験が必要となります。アルミニウム溶接技術検定試験は、学科試験と実技試験で構成されており、受験対策として、同協会は講習会も実施しているので、受講希望の場合は、同協会に問い合わせをすると良いでしょう。



アルミニウム溶接技術検定の受験資格

■専門級
6か月以上アルミニウムの溶接技術を習得した満15歳以上で、受験種類に対応する基本級の資格を所有する者。 ただし、基本級の資格に合格することを条件に基本級と専門級を同時に受験することができる。

■基本級
3か月以上アルミニウムの溶接技術を取得した満15歳以上の者。

アルミニウム溶接技術検定の試験内容 試験科目

■学科試験
①溶接用のアルミニウム合金材料の概要
②容加材と溶接部の性質の概要
③溶接施行法の概要
④溶接災害防止法 ほか

■実技試験
下記材料区分ごとの突合せ溶接、および試験材の表曲げ、裏曲げ、側面曲げ試験

◇ティグ溶接「裏当て金なし」
材料区分…薄板、薄肉管、中板、中肉管、厚板、厚肉管

◇ミグ溶接「裏当て金なし」
材料区分…薄板、薄肉管、中板、中肉管、厚板、厚肉管

◇ミグ溶接「裏当て金あり」
材料区分…薄板、薄肉管、中板、中肉管、厚板

申込み期間

定期的に開催。詳細は実施団体に問い合わせのこと。

試験日

定期的に開催。詳細は実施団体に問い合わせのこと。

受験地

北海道、宮城、福岡、川崎、静岡、名古屋、高岡、大阪、下関、熊本 ほか。詳細は実施団体に問い合わせのこと。

受験料

■学科試験:1,050円
■実技試験:7,450円~47,020円(実技試験の材質などにより異なる)

合格発表日

詳細は実施団体に問い合わせのこと。

合格率

■80%前後

問い合わせ先

社団法人軽金属溶接構造協会
〒101-0025 
東京都千代田区神田佐久間町3-37-23 由良ビル
電話:03-3863-5545  ファクス:03-3864-8707
HP:http://www.jlwa.or.jp/

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