海上特殊無線技士とは?

海上特殊無線技士とは、船舶職員として、無線交信の際に使用する無線電話装置や、レーダーの取扱を行う無線従事者免許のうちの一つです。海上特殊無線技士資格は、第一級、第二級、第三級、レーダー級に分かれて構成されています。第一級では国際無線電話の取扱を、第二級では無線電話甲を、第三級では無線電話丁を、レーダー級ではレーダーの取扱うための専門知識が問われます。第一級は国際無線電話の能力が必要となるため、試験範囲には英語(ヒアリング)も含まれます。英検3級程度の実力が必要です。



海上特殊無線技士の受験資格

制限は特になし

海上特殊無線技士の試験内容 試験科目

■第一級
◇無線工学…無線設備の取扱方法
◇法規…①電波法及びこれに基づく命令(船舶安全法及び電気通信事業法並びにこれに基づく命令の関係規定を含む。)の簡略な概要 、②通信憲章、通信条約、無線通信規則、電気通信規則並びに船員の訓練及び資格証明並びに当直の基準に関する国際条約(電波に関する規定に限る。)の簡略な概要
◇英語…ヒアリング。口頭で意思表明できる能力。
◇電気通信術…一分間五十字の速度の欧文(運用規則別表第五号の欧文通話表によるものをいう。)による約二分間の送話及び受話

■第二級
◇無線工学…無線設備の取扱方法
◇法規…電波法及びこれに基づく命令(電気通信事業法及びこれに基づく命令の関係規定含む)の簡略な概要

■第三級
◇無線工学…無線電話の取扱方法
◇法規…電波法及びこれに基づく命令の簡略な概要

■レーダー級
◇無線工学…レーダーの取扱方法(レーダーの機能概念を含む)
◇法規…電波法及びこれに基づく命令の簡略な概要

申込み期間

4月初~下旬まで、8月初~下旬まで、12月初~下旬まで

試験日

6月、10月、2月

受験地

東京、札幌、仙台、長野、金沢、名古屋、大阪、広島、松山、熊本、那覇

受験料

■第一級:6,550円
■第二級、第三級、レーダー級:5,150円

合格発表日

詳細は実施団体に問い合わせのこと

合格率

詳細は実施団体に問い合わせのこと

問い合わせ先

財団法人日本無線協会本部
〒104-0053
東京都中央区晴海3-3-3
TEL:03-3533-6022
HP:http://www.nichimu.or.jp

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