陸上無線技術士とは?

陸上無線技術士とは、法務省が管轄する無線従事者免許の一種のことです。放送局など無線局の事業者にとっては必置資格として知られています。陸上特殊無線技士と混同されがちですが、まったく別の資格であり、無線従事者免許としてのレベルは異なります。(陸上無線技術士記>陸上特殊無線技士。)陸上無線技術士資格は、第一級と第二級の2種類に区分されます。第一級ではすべての無線局を対象とした、無線設備の技術操作を行う能力が求められます。第二級ではこの取り扱える空中線電力と周波数に制限があります。この陸上無線技術士の国家試験は年に二回実施されます。



陸上無線技術士の受験資格

制限は特になし

陸上無線技術士の試験内容 試験科目

※陸上無線技術士国家試験は4科目実施される。この4科目を3年間で合格すれば合格とみなされ、免許を取得することができる。
■第一級
Ⅰ:無線工学の基礎
①電気物理の詳細
②電気回路の詳細
③半導体及び電子管の詳細
④電子回路の詳細
⑤電気磁気測定の詳細

Ⅱ:法規
電波法及びこれに基づく命令の概要

Ⅲ:無線工学A
①無線設備の理論、構造及び機能の詳細
②無線設備のための測定機器の理論、構造及び機能の詳細
③無線設備及び無線設備のための測定機器の保守及び運用の詳細

Ⅳ:無線工学B
①空中線系及び電波伝搬(以下「空中線系等」という。)の理論、構造及び機能の詳細
②空中線系等のための測定機器の理論、構造及び機能の詳細
③空中線系及び空中線系等のための測定機器の保守及び運用の詳細

■第二級
Ⅰ:無線工学の基礎
①電気物理
②電気回路
③半導体及び電子管
④電子回路
⑤電気磁気測定

Ⅱ:法規
電波法及びこれに基づく命令の概要

Ⅲ:無線工学A
①無線設備の理論、構造及び機能
②無線設備のための測定機器の理論、構造及び機能
③無線設備及び無線設備のための測定機器の保守及び運用

Ⅳ:無線工学B
①空中線系及び電波伝搬(以下「空中線系等」という。)の理論、構造及び機能
②空中線系等のための測定機器の理論、構造及び機能
③空中線系及び空中線系等のための測定機器の保守及び運用

申込み期間

5月初~下旬まで、11月初~下旬まで

試験日

■第一級、第二級:7月中旬の2日間、1月下旬の2日間 ※第一級、第二級では実施日程は異なる。詳細は実施団体に問い合わせのこと

受験地

■東京、札幌、仙台、長野、金沢、名古屋、大阪、※舞鶴、広島、松山、三豊、熊本、※福岡、那覇

※舞鶴、福岡については実施団体に問い合わせのこと

受験料

■第一級:13,950円
■第二級:11,850円

合格発表日

詳細は実施団体に問い合わせのこと

合格率

■第一級、第二級:15%前後

問い合わせ先

財団法人日本無線協会本部
〒104-0053
東京都中央区晴海3-3-3
TEL:03-3533-6022
HP:http://www.nichimu.or.jp

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