溶接作業指導者とは?

溶接作業指導者とは、経験豊富な上級技能者として、建設現場、工場での溶接班長、組長として、また現場における溶接作業の指導者として、さらに溶接技能者と、溶接管理技術者の橋渡し的存在として活躍する専門家のことです。溶接作業指導者になるためには、社団法人日本溶接協会によって各地で開催される溶接作業指導者講習(全3日間)を受講し、最終日の講習修了後に行われる修了考査を受験し、これに合格する必要があります。受講にあたっては、年齢制限、実務経験年数、資格の有無などの設定があります。詳細は実施団体にお問い合わせください。



溶接作業指導者の受験資格

①満25歳以上であること
②技量資格としてJIS又は公的団体の技術検定資格を持っていること。詳細は下記の通り。
・管の突合せ継手で裏当て金なしの資格を3年以上。
・板の突合せ継手で裏当て金なしの下向き以外の異なる2姿勢以上の資格を夫々3年以上。
・上記以外の場合で、下向以外の姿勢の資格保持期間が通算9年以上。

溶接作業指導者の試験内容 試験科目

溶接作業指導者資格を取得するためには、同協会が開催する全3日間の講習を受講した後、3日後の講義終了後、学科試験を受験しこれに合格すること。

※講習内容※
「一日目」
◇溶接指導の一般的知識 / 欠陥とその検出
◇被覆アーク溶接・厚板と高張力鋼の溶接及び切断

「二日目」
◇半自動アーク溶接と薄板の溶接
◇ティグ溶接とステンレス鋼の溶接
◇自動溶接及びロボット溶接 / 最近の溶接技術

「三日目」
◇溶接指導者と品質管理 / 継手強度と設計
◇溶接作業の安全衛生

申込み期間

開催地によって日程は異なる。詳細は実施団体に問い合わせのこと

試験日

開催地によって日程は異なる。詳細は実施団体に問い合わせのこと

受験地

札幌、仙台、広島、名古屋、福岡、東京、大阪

受験料

■新規受講受験料:54,050円
■溶接管理技術者取得者:23,600円
■再試験:12,600円

合格発表日

詳細は実施団体に問い合わせのこと

合格率

詳細は実施団体に問い合わせのこと

問い合わせ先

社団法人 日本溶接協会 事業部 WL担当
〒101-0025
東京都千代田区神田佐久間町1-11(産報佐久間ビル9階)
TEL 03-3257-1525 FAX 03-3255-5196
HP:http://www.jwes.or.jp/index.html#shikaku

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