高圧ガス販売主任者とは？

高圧ガス販売主任者とは、高圧ガスの販売の際の保安を確保するための保安監督として必要な知識を有していると評価された国家資格取得者のことです。高圧ガスの製造、貯蔵、販売、移動などにおいて、必要な資格です。高圧ガス販売責任者は第一種と第二種に区分されています。第一種は液化石油ガス以外のあらゆる高圧ガス（アセチレン、アルシン、アンモニア、塩素、クロメチル、五フッ化ヒ素、五フッ化リン、酸素　他）を、第二種は液化石油ガスに限定されている資格です。この高圧ガス販売責任者国家資格を取得するためには、年に一度、高圧ガス保安協会によって実施される国家試験を受験して、これに合格をするか、定められた講習を受講して、終了後に検定試験を受けてこれに合格するかの2通りの方法があります。試験では、高圧ガスの保安法に係わる法令と、保安管理技術に関する内容が問われます。

高圧ガス販売主任者の受験資格

制限は特になし

高圧ガス販売主任者の試験内容試験科目

■第一種販売
◇法令・・・高圧ガス保安法に係わる法令（択一式：60分）
◇保安管理技術・・・高圧ガス（液化石油ガス除く）の販売に必要な初歩的な保安管理の技術（択一式：90分）

■第二種販売
◇法令・・・高圧ガス保安法に係わる法令(択一式：60分）
◇保安管理技術・・・液化石油ガスの販売に必要な通常の保安管理の技術（択一式：90分）

申込み期間

8月下旬～9月上旬まで

試験日

11月上旬

受験地

全国各地の試験会場

受験料

■第一種販売：7,100円
■第二種販売：5,500円

合格発表日

■第一種、第二種ともに1月上旬に、受験者全員に合否結果を通知

合格率

詳細は実施団体に問い合わせのこと

問い合わせ先

高圧ガス保安協会　本部
〒105-8447
東京都港区虎ノ門4-3-13　神谷町セントラルプレイス
TEL：03-3436-6100（代表）
HP：http://www.khk.or.jp/

その他の電気・無線・工業・技術関連の資格