林業架線作業主任者とは？

林業架線作業主任者とは、伐採された原木を材木加工場まで運ぶ集材機や運材用空中ケーブルを設置する際の作業時の監督・指示を行う専門家のことです。山林で伐採された原木は、山の斜面に設置された機械集材装置や運材索道などを用いて搬出されますが、この作業を行うにあたり、機械集材装置や運財索動の組立や解体を行う作業、またこれらを用いて実際の作業を行うためには、これらの点検や監督を行う責任者となる林業架線作業主任者の配置が義務付けられています。林業架線作業主任者になるためには、財団法人安全衛生技術試験協会によって実施される林業架線作業主任者試験を受験して、これに合格して、資格取得をする必要があります。この試験を受験できるのは、実際に3年以上の林業架線作業を行った経験者のみです。

林業架線作業主任者の受験資格

林業架線作業の業務に3年間以上従事した経験を有する者

林業架線作業主任者の試験内容試験科目

◇機械集材装置及び運材索道に関する知識
◇林業架線作業に関する知識
◇関係法令
◇林業架線作業に必要な力学に関する知識

※下記の該当者は、試験科目のうち「林業架線作業に必要な力学に関する知識」が免除される。

・学校教育法における大学、高等専門学校、高等学校、または中等教育学校において力学に関する講座または学科を修めて卒業した者

申込み期間

詳細は実施団体に問い合わせのこと

試験日

10月、2月　※受験地により試験日程は異なる。詳細は実施団体に問い合わせのこと

受験地

北海道センター、東北センター、関東センター、中部センター、近畿センター、中国四国センター、九州センター

受験料

■8,300円

合格発表日

詳細は実施団体に問い合わせのこと

合格率

詳細は実施団体に問い合わせのこと

問い合わせ先

財団法人安全衛生技術試験協会　
〒101-0065　
東京都千代田区西神田3-8-1　千代田ファーストビル東館９階　
TEL　03-5275-1088
HP：http://www.exam.or.jp/index.htm

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