溶接管理技術者とは?

溶接管理技術者とは、溶接技術を必要とする建築業界の現場において、施工計画、技術管理、施工基準の決定や監督指導、現場管理などを行うために必要な専門家のことです。この溶接管理技術者になるためには、社団法人日本溶接協会によって実施される資格試験を受験して、これに合格することが必要です。溶接管理技術者資格は、特別級、1級、2級の3レベルで構成されています。直接受験もかまいませんが、同協会によって技能講習会(オールレベル実施)が開催されていますので、これを受講した上で受験に望むというのが一般的な資格取得の方法です。



溶接管理技術者の受験資格

18歳以上の者。大学院、大学、短期大学、専門学校、工業系学校等の最終学歴や、取得資格によって必要とされる実務経験年数は細かく設定されている。

溶接管理技術者の試験内容 試験科目

■特別級
「筆記試験Ⅰ」・・・1級に相当する内容

「筆記試験Ⅱ」
◇材料・溶接性
◇設計基礎
◇施工、管理(フレームおよびベッセル部門)
◇溶接法・機器

※特別級の筆記試験は単位制となっている。すべての単位を取得すれば、口述試験を受験できる。

「口述試験」

■1級(筆記、口述)
◇溶接法および溶接機器
◇金属材料と溶接性ならびに溶接部の特性
◇ガイダンス(評価試験について)
◇溶接構造の力学と設計
◇溶接構造物の品質マネジメントと溶接施工管理

■2級(筆記、口述)
◇金属材料の溶接性ならびに溶接部の特性
◇ガイダンス(評価試験について)
◇溶接法および溶接機器
◇溶接構造の力学と設計
◇溶接施工・管理

※※1、2級は、溶接管理技術者技能講習を受講し、この修了考査に合格した場合、口述試験は免除される。

申込み期間

詳細は実施団体に問い合わせのこと

試験日

※1級、2級、特別級とも
■筆記試験:6月上旬、11月上旬 
■口述試験:7月上旬、12月上旬

※詳細は実施団体に問い合わせのこと 

受験地

■筆記試験:(6月)札幌、東京、名古屋、大阪、広島 、(11月)仙台、東京、名古屋、大阪、福岡

■口述試験:東京、大阪

受験料

詳細は実施団体に問い合わせのこと

合格発表日

詳細は実施団体に問い合わせのこと

合格率

詳細は実施団体に問い合わせのこと

問い合わせ先

社団法人日本溶接協会
〒101-0025
東京都千代田区神田佐久間町1-11
TEL(事業部):03-3257-1525
HP:http://www.jwes.or.jp/index.html#shikaku

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