非破壊検査技量認定試験とは?

非破壊検査技量認定試験とは、製品を傷つけることなく、放射線や超音波などを使用して、製品の安全性や品質を調べる専門家の知識と技能を認定するための資格試験のことです。非破壊検査技量認定試験は上位よりレベル1、レベル2、レベル3の3段階のレベルで構成されています。



非破壊検査技量認定試験の受験資格

■レベル1、2
受験するNDT方法・レベルごとに過去5年以内に、下記の訓練時間を終えていること。
①.放射線透過試験、超音波探傷試験、過流探傷試験、・・・・レベル1(40時間)
②磁粉探傷試験、浸透探傷試験、ひずみ測定・・・・レベル1(40時間)
③放射線透過試験、超音波探傷試験・・・・レベル2(80時間)
④.磁粉探傷試験、浸透探傷試験、ひずみ測定・・・・レベル2(24時間)
⑤過流探傷試験・・・・レベル2(40時間)など

※レベル3、および詳細については、実施団体に問い合わせのこと

非破壊検査技量認定試験の試験内容 試験科目

■レベル3
※指定したNDT方法ごとに課せられる出題は異なる。
「一次試験」・・・筆記
①材料科学、製品・製造・加工の基礎知識
②認証機関の認証システム(JIS Z 2305)の知識
③4種類のNDT方法におけるレベル2の基礎知識

「二次試験」・・・実技
①関連したNDT方法のレベル3の基礎知識
②関連したNDT方法の適用、コード及び規格に関する知識
③関連したNDT方法のNDT手順書の作成


■レベル2
※指定したNDT方法ごとに課せられる出題は異なる。
「一次試験」
rt2、UT2、MT2、MY2、PT2、PD2、ET2、SM2ごとに内容が異なる。透過写真の撮影方法、観察方法 他。

「二次試験」
各NDT方法の適用に関する問題、コード、仕様書、規格に関する問題。

■レベル1
※指定したNDT方法ごとに課せられる出題は異なる。
「一次試験」
RT1、UT1、UM1、MT1、MY1、ME1、MC1、PT1、PD1、PW1、ET1、SM1等NDT方法によって試験問題数、内容は異なる。原理、装置、 他。

「二次試験」
各NDT方法の適用に関する問題。

申込み期間

■詳細は実施団体に問い合わせのこと

試験日

■一次試験:3月下旬、9月下旬
■二次試験:5月上旬~6月下旬、11月上旬~12月下旬

※日程の変動あり。詳細は実施団体に問い合わせのこと

受験地

■一次試験:札幌、千葉、東京、神奈川、新潟、名古屋、大阪、広島、福岡、長崎
■二次試験:千歳、東京、大阪、名古屋、広島、福岡

※開催年度により変更あり。詳細は実施団体に問い合わせのこと

受験料

■1技術部門ごと:13,395円

合格発表日

■一次試験:4月下旬、10月下旬
■二次試験:7月下旬、1月下旬

合格率

詳細は実施団体に問い合わせのこと

問い合わせ先

社団法人日本非破壊検査協会
〒101-0026 
東京都千代田区神田佐久間河岸67(MBR99ビル4階)
HP:http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsndi/index.html

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